クーガー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO石井敦 以下、「クーガー」)は、5月22日(月)、「Enterprise Ethereum Alliance」に加盟いたしました。日系企業としては、同時加盟の他5社含め、初の参加となります(Enterprise Ethereum Allianceメンバー)
「Enterprise Ethereum Alliance」は、ブロックチェーン技術を利用した分散型アプリケーションを構築するプラットフォームである「Enterprise Ethereum(エンタープライズイーサリアム)」の業界標準仕様を策定していく団体です。Enterprise Ethereumは、主要ブロックチェーンの一つである「Ethereum」をベースとし、企業のニーズに合わせたブロックチェーンプラットフォームであり、データのトラッキング、決済、データのプライバシー、コンプライアンス、アセットのトークン化をはじめ、用途の可能性は多岐に渡ります。
設立メンバーとしてマイクロソフト、JPモルガン、アクセンチュアなど欧米の大手企業約30社が参加しており、今回新たに86社が加盟しました。日本から加盟したのはクーガーを含め、三菱東京UFJ銀行、Toyota Research Institute Inc.など計6社です。
クーガーはAI・ロボティクスの領域を中心に事業を展開しており、AI・ロボット向けのAIラーニングシミュレーターの提供や、ロボットとクラウドをAI連動させるクラウドロボティクスの開発などを進めてきました。
AI・ロボティクス及びIoTによる自律世界の実現を考えた時、データのトラッキングや信頼性をどのように担保するかが世界的に大きな課題となっています。我々はそれらの問題を解決する技術がブロックチェーンだと考えています。今回のEnterprise Ethereum Alliance加盟により、「AI x ロボティクス x ブロックチェーン」を組み合わせた、自律走行や自律飛行などに代表される応用技術の開発を進めていきます。