
@IT - アットマーク・アイティ 2017年8月21日 掲載
(以下、記事本文より抜粋)
機械学習は、学習に使うデータが非常に重要です。
データの信頼性を担保する技術がないと、AIが今後立ちゆかなくなると考えました。その問題を現状で解決できる可能性がある最も有力な技術がブロックチェーンでした。
AIも、ロボティクスも、IoTも、自動化を実現しようとしています。それらは学習データに依存して動きます。大きな問題は、全てクラウドで処理しようとすると、帯域幅を多く使ってしまうことです。その結果、レイテンシ(遅延時間)も大きくなります。
そこでクラウドとデバイスの中間に計算能力がある「フォグコンピューティング」を設置する考え方が出てきています。
クラウドとフォグ、デバイスのそれぞれにAI的なものが入り、それぞれでデータの監査が必要になることを考えると、ブロックチェーンベースのフォグコンピューティングが必要になるのではないでしょうか。