クーガー株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役CEO: 石井敦、以下「クーガー」) は、今年5月にトロントで開催されるイーサリアム(*1)開発者世界大会「EDCON」(*2)でTOP10チームに選ばれたことをお知らせいたします。クーガーは、AI・IoT・AR/VR・ブロックチェーンによって空間をスマート化するテクノロジー「ルーデンス」に関する技術発表を「EDCON」で行う予定です。
「EDCON」は年に一度開催される、イーサリアムブロックチェーン技術を支える開発者のための世界大会です。イーサリアムとは、2013年にVitalik Buterin氏によって構想が発表された世界最大の汎用ブロックチェーンのプラットフォームです。
2018年の「EDCON」はイーサリアムの聖地、カナダのトロントで5月3日~5日に開催されます。
大会のメインイベントとして、世界中のエントリーから2回の審査に勝ち残った10チームがプレゼンテーションを行い、もっとも優秀なチームが選ばれます。当社は日本で初めてこの10チームに選出されました。
この大会では、イーサリアムを生んだVitalik Burerin氏をはじめ、ブロックチェーンのトッププレイヤーたちが60名以上登壇し、PoS/Casper・scalability・crytography/secutry・privacy、最新の動向、進行しているプロジェクト、コミュニティなどが議論されます。イーサリアムの共同制作者のSteven Nerayoff氏によって、今年のプロジェクト数は2017年の10倍ほどになると予測されており、イーサリアムへ関与する開発者も爆発的に広がっています。
この「スーパーデモ」で、クーガーが研究開発を進めているスマートスペースを実現するための「ルーデンス」のヴィジョンを発表します。
*1 イーサリアムは世界最大の汎用ブロックチェーンのプラットフォームです。
イーサリアムプラットフォームを活用したICO(仮想通貨を使った資金調達)は、ブロックチェーン全体(イーサリアム、ビットコイン、ハイパーレジャー等)の50%以上をしめ、分散取引プラットフォームのGrid+は、ICOにて約68億円の大型調達をしました。
普及を支援するEEA(イーサリアム企業連合)にはJPモルガン、マイクロソフト、トヨタ自動車、三菱UFJファイナンシャルグループなど300を超える企業が参加し、イーサリアムの技術に世界が注目しています。
*2 EDCON(Community Ethereum Development Conference)とは、イーサリアムブロックチェーン技術を支える開発者のための世界大会です。未来を担う世界各地のイーサリアムコミュニティが情報を共有し、技術的な課題を解決することを目指します。イーサリアムファンデーションが全面的なサポートをしていることも特徴です。今年はカナダのトロントにあるライアソン大学で開催されます。